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ぐわ〜こんなネタは完全に反則や!

“ぐわ〜!もう、こんなネタ反則かなあ”の番外編です。

さっき“ぐわ〜!もう、こんなネタ反則かなあ”を改めて読んでいたら、“これは何のこっちゃわからんなぁ。。。”と。。。
さすがに、こ○まさんにはご理解いただけたようで、僕のパニックぶりが伝わったようで。。。
でも、普通の人(こういう表現はいいのだろうか?)には、何でパニクるのかもわからないはずで。。。。

ほんでもって、補足です。




この写真の左が通常のコッタレスクランク抜き締め工具(シマノ製)で、右がTA純正の抜き工具です。抜き締め工具は反対側がボックスになっていて、これで、フィキシングボルトを締めることが出来るようになっていますが、TAのは抜くだけしか出来なくて、締める時は通常のボックスレンチを使わされますので、“抜き工具”と称されます。
よーく見ると、クランクにセットするネジ部分の大きさが微妙に違うのわかりますか?シマノの方がネジ径が小さいでしょう?
TAのクランクにはゴソゴソでねじ込めないのです。しょうがないので、純正工具をゲットしましたが、またまたよ〜く見てください。この2つの工具はこれで締め込みネジを一番緩めた状態です。
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一方、これは、僕が組み付けたTAのクランクのアップ写真。
ぐわ〜こんなネタは完全に反則や!_c0107075_9252230.jpg

通常、BBのフィキシング用のネジは“ボルト”ですねんけど、ユーラシアに着いていたものは“ナット”やったんです。
ナットは外すと、そこにはオスネジ部分が残るわけで、その状態にTAの抜き工具はセット出来ません。。。。
これが僕のパニクった理由です。


完全に頭空白状態のまま数日が過ぎ、またまた困った時の“ランドナー補完計画掲示板”!!!
諸先輩方から、
“根性でBBシャフト切れ!”
“ベアリングプーラーを使え”
なんて言うご助言をいただき、
“クランクの内面傷つくけど、ベアリングプーラー使うか。。。。”と決心した矢先、1通のメールが入りました。
ハンドルネームは完全に失念しましたが、写真を貼付してくれはりまして“こういう両頭の工具がありますから、使ってみたらいかがですか?もし見つからなければ住所を返信してくだされば、お貸しします”と。。。。。
涙ちょちょ切れもんでした。
その写真をプリントして駆け込んだのがクラシックバイシクルの魔窟“I's BICYCLE”です。この魔窟、いきなり玄関があって、靴脱いで上がりますねんけど、そんなことはどうでもいい。。。店長に“こんな工具ありませんか?”かくかくしかじか。。。すると、店長は“売りもんとしては置いてません。(キッパリ”。。。。ガックゥゥゥ〜〜〜〜。。。。。と、“使いませんからお貸ししますよ”って、僕今日ここ来るの初めてなんですけど!!!!!嬉しくて号泣ですわ。
工具をお借りして、無事クランクも抜け、シャフトも交換出来、チェンラインの不具合も解決して、万事解決。
後日、SRの前店長にこの話をすると、“うちにあるで。その工具。”って、あるんかいな!まあその時はそんなこと気軽に相談出来るほど店行ってなかったけど。。。。
何とか、その工具を譲ってもらって、今に至ります。
これだす。ちなみに、この工具はもう売ってません。ほらクランクに入れ込むところが両頭になってまあすでしょ?手前がフレンチ用で、向こうがJISイタリアン用でし。。。
ぐわ〜こんなネタは完全に反則や!_c0107075_925383.jpg





“ああ、人間というものは、いろんな人に助けられて生きていくものよ。。。僕も困っている人が居たら、積極的に助けてあげよう”と、心に誓った出来事でした。


終わり。。。
by tamz_ortho | 2008-10-28 09:34 | 壁紙な思い出