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SDA王滝2011〜Prologue

17日土曜日のこと。
予報は夕方から雨。。。。
この日は夜から長野県王滝村へ行かねばなりません。
18日は、SDA王滝クロスマウンテンバイク100km。例年出場している、MTBレース。

この間、Facebookでタイヤの話が出ていて、僕の車のタイヤもそろそろかなあと思っていたので朝からタイヤチェック。。。。4輪中1っこでもスリップマーク出ていたら交換していこうおもっていましたが、スリップマークまでは出ていない。ええいこのまま行っちゃえ!

仕事が終わって、某カッパラーメンで晩ご飯を食べて、薬屋でサプリメントをゲットしたらあとはひたすら走ります。。。。

伊賀上野までR163、伊賀一宮から名阪に入って、東名阪〜伊勢湾岸道〜東海環状〜中央道でもって中津川で高速を下ります。この時点で時間は22時を回ってます。。。。
目指す王滝村は中津川から70kmほど先。どう考えても1時間以上はかかりますから、睡眠時間を考えると(レーススタートは6時なので3時起床なのだ)、早く着きたいわけで、雨の中R19をひた走りました。
今回、僕の自転車は先にチームのみんなと一緒に現地入りしているので、僕自身は身軽です。空いた道を快調に走りますが、所詮は1車線の国道。そのうち遅いトラック2台に追いついてしまいました。例年ならば、気にせずぶち抜いていくんですが、今年はそれをしなかった。雨降ってたしね。。。。これがいかんかったのか。。。。。。

事はこの直後に起こりました。

先頭の遅いトラックが、居眠りパーキングに入りました。
“やっと1台減ったか。。。。”
あと僕の前には先頭にもう一台トラック。その後ろにミニバン1台。
この先頭のトラックもなかなか遅い。。。。
だんだんとイライラしてくる。。。。。
と、登坂車線出現。
道は右カーブで上っていきます。
トラックが左によけます。
ありがとねえ。。。
トラックを抜いていくミニバン。
そして、ミニバンもす〜っと左によけてくれました。
ありがとねえ。
そして、僕はこのミニバンを追い越すべく、アクセルオンしました。

暗くて、雨も降っていたので、見えにくかったというのもあるやもしれませんが、もう今となってはいいわけです。
この場所は橋になっていました。橋というのは僅差で伸びたり縮んだりしますので、それを上手く干渉するために継ぎ目があります。カーブになっている橋の場合はこれがさらに増えます。
横Gがかかった状態で雨に日にこれを踏むと滑りますが、普通はすぐに戻るのですけど、この時は普通ではなかった。。。。
1.カーブが意外にきつくてGが大きくなった。
2.FRの車で加速中にフロントが滑ってグリップが戻る前に、さらにアクセルを踏んでしまった。
3.さらにアクセルの踏み加減が大きくて、キックダウンしてしまった。。。。
4.タイヤが微妙に減っていた。。。。

ステージアのテールは予想外のスライドをはじめてしまって、2〜3回振られた結果、右前を中央分離帯?ガードレール?にヒットしてしまいました。
すぐに思ったのは、そのまま左方向に弾かれないようにしないと、さっき抜いた後ろのトラックを巻き込んでしまう。。。。必死に右のガードレールに車を寄せました。。。。


当たってないと思われたミニバンにほんの少しはすってました。。。。
トラックは巻き込まずに済みました。
もう、平謝りです。
警察呼んで、現場検証。。。。。
調書を取ってもらって、レッカー呼んでもらいました。
ああ、最悪。。。。

とりあえず、このあとの予定が大きく狂ってしまうし、ステージアをあてに待っているみんなも居るので、tanda君に電話を入れました。
かなり長い呼び出しのあと、やっと出てくれましたが、返事がない。。。。
ああ、寝てるよこりゃあ。。。。悪いなあ。。。。
“もしもし。。。。寝てた?”
“ん?いや大丈夫寝てない。。。。”(うそこけ!)

“どうしたん?”
“いや、とても言いにくいんやけど、ちょっと車事故ってしもうて、そこまでたどり着けないのよ。。。。”
“ええ!今どこよ?怪我はないの?”
“今は、南木曾やねんけどね。。。。怪我は全くなし。”
“向かえにいこか?”
“いや、もう、レッカーの人に送ってもらって、中津川かどっかのビジホ泊まって明日かえろかなあと。。。。”
“向かえに行くわ。明日のことはまた明日考えたらいいやんか”と。。。。

ううう、うれしい。。。。tanda君向かえに来てくれました。。。。王滝村から南木曾まで多分1時間くらいかかる。。。。

その間、色々と考えます。明日どうする?走るのか?その後どうする?

tanda君が来てくれて、ステージアの荷物を移動させます。大事な物ととりあえずはレースに必要な物を。。。。。。。。

王滝に向かう車の中で何を話したのかはよく覚えていないけど、寝ているのにわざわざ往復1時間の道を向かえに来てくれたtanda君にはほんと感謝です。
ありがとね。
その結果、僕は次の日、体が大丈夫だったら走る決心をしました。


ぐおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!


つづく。。。。
by tamz_ortho | 2011-09-21 08:01 | scalpel