2014年 12月 21日
IRIBE号な話〜 You are “Milky”
(完成しましたというメールに添付されていた写真です)
ああ、なんて素敵なんだ。。。。。
色はパールホワイトにゴールドで線引いてもらいました。パールホワイトの色合いに関しては親方のセンスにお任せでした。
いいねえ。あまりアイボリーアイボリーして無くて。。。
ともすればアイボリーに見えてしまうパールホワイトだけど、これはいいよお!
線引きはエルスタイプです。親方に「どんな線引きがいいんですか?」って聞かれて、「カトーさんのグランボアと同じにしてください」っていいました。(カトーさん、真似しごんぼですんませ~ん。)趣味性の高い線引きもいろんな線引き見ましたけど、スマートで流れの感じられるエルスタイプが一番好きです。
線の色は、最初「濃赤」って言ったんですけど、親方に無視されました(爆)。
ピリッとしてかっこええと思うんですけどねえ。。。。
(ハンドルの位置だとか、サドルポジションをちょこっと換えました。。。。)
ずっと、IRBとか魔窟とかっていう書き方してましたが、もういいですよね?と言うかブランドだし。
魔窟魔窟って書いてましたけど、京都の仁和寺にあるI’sBicycleです。
アイズさんのプロデュースするグランボアのtypeVってやつです。
フレーム制作は奈良のサイクル工房イリベを指定しました。
イリベ製フレームの場合、ヘッドバッジとフレームのロゴマークは赤色になります。
細かいことも書いていきましょう。今までの内容とダブりまくるかもしれませんけど、ごめりんこ。
パイプは、カイセイの4130Rです。これはイリベ製フレームのデフォルトのようなパイプです。違いのわからない僕は、勧められるままにこれに決めました。結果はと言うと、良いですよこのパイプ。硬めらしいですけど、フレームサイズ580ですから。。。。硬めでちょうどくらい。。。タンゲプレステージを使っているぱるる1号に比べて、反応性は格段に上です。シッティングからダンシングに移行したときの進み具合はコロンバスSLのロッシンにも勝ります。
ラグはナベプロのコンチネンタルカットラグをさらに削り込んだイリベカットラグで作ってもらいました。かなり洗練されたデザインだと思いますです。上下ヘッドラグとクラウン、シートステーの蓋、エンド当たり面だけメッキしてもらいました。足もメッキしてもらおうか迷ったんですけど、何となく、本当に何となくやめました。ちなみにメッキ部分はこれでもか!って言うくらいに磨かないときれいにならないのだけど、これは美しいわ。アイズさんところのアルバイト君が頑張ってくれたのかなあ?どうも有り難う。
あ、シートステーの処理は2本巻です。これが一番好きです。触ると指が切れそうなくらいにエッジ出してくださいと言いました。。。。あと、リアブレーキワイヤーは内蔵してもらいました。アウターごと内蔵するタイプです。変速ワイヤーも内蔵して欲しかったんですが、ダメって言われちゃいました。まあ、トラブルの原因になるし、引きも重くなるしという理由で却下。。。。けど僕のケルビムはかなり引き重いので慣れてますけどね。。。。
ステムはイリベ製のラグ付きクロモリだす。ちょっと高かったけど、ドリカムには不可欠と信じました。
ハンドルバーは、実はどこのかようわかりません。UGの兄♭♭♭さんにもらいました。でもこれがいいのですよ。とてもしっくり来る。一番最初にロッシン組んだときに付けてみてそう思いました。巷ではグランボアちゃうか?と言われてますけど、わかりません。
バーテープは、コットンニス塗りをお願いしました。エンドプラグはグランボアオリジナルのアルミです。
(ブレーキワイヤーはクロスにしてますので、ちゃんと見えるようにリアワイヤーを左によけてます)
駆動系はまあ今までのエッセイにも出て来ましたが、ジュビリー3点。ですが、年式はまちまちです。Fメカは2次型?要は4つ穴のポリッシュ仕上げのやつ。Rメカはザックスになってからのやつです。Wレバーはサクセスジュビリーで、これも結構後期のモデルです。ザックスのRメカだけちょっと気にいらんのですけど、それ以外は別に不満は無いです。。。。レバーも後期型の方が好きですから。
クランクはストロングライト49Dです。昔にUGの兄♭♭♭さんや龍神丸さんとクランクの長さの話してて、「49D好きで使いたいんですけど、175mmってなかなか見ませんねえ。」と言うたら、「そんな長いのワシつかわへんけどもってるから、出産祝いにやる!」ってUGの兄♭♭♭さんがくれはりました。ありがとーございます~~~~!!!!!
10年前に最初のオーダーをする際に、せっせと磨いたのです。
ブレーキキャリパーはシールコンペです。
どっかに書いた気もするんですけど、シールコンペとジュビリーって、共通デザインちゃうんけ?と思うほど雰囲気が似ていると思うので、刻印コンペよりシールコンペの方が好きなのです。実はこれもUGの兄♭♭♭さんに譲ってもらいました。
このシールコンペ、アーチワイヤーが両頭のものです。丸いタイコが両方に着いてるやつです。そんでもって、チドリは、本当はこれもイリベさんに作ってもらおうかなあと思ってたんですけど(イリベのチドリは綺麗ですぞお~~~)、前にアイズさんに遊びに行ったときに、店に置いてあった自転車に見慣れないチドリが付けてあるのを見ました。パチンコ玉を少し大きくした感じ。まん丸のチドリ。これに胸キュンしました。
今回、オーダーに当たって、このチドリを使わせてもらいました。
レバーはGC210。国産のレバーフードの質感が素晴らしいのだ!カンパレコードも持ってますけど、GCのほうがいい!迷い無くGC210を採用しました。あ、これもUGの兄♭♭♭さんに譲ってもらいました。
アウター受けは前後ともイリベさんに作ってもらいました。あとフロントのキャリアもイリベさんに作ってもらいました。
なんか、ほとんど、UGの兄♭♭♭さんから譲ってもらったパーツですな!
ガードは、PJ700。アイズバイシクルのブランド、グランボアのプチジャンレプリカです。
このガード先端のプレス痕が可愛いです。
サドルは、ブルックスプロフェッショナルです。ぼかあ、小鋲が好きです。
ピラーは、日東65。これ、ヤグラ部分が見えちゃってデザイン的にはあまり好きじゃないんですが、Di2のバッテリー内蔵用で、ここに電池が入っていまして。。。単3乾電池が2本。。。。。。なので、ピラーは長いのです。。。。。。(重量増)
電装コードはフル内蔵してもらってます。
もうちょっとサドル引きたいので、ヤグラのレール押さえる部分削ったりました!
ヘッドライトはソービッツのピン球を使いました。Hujiさんが提供してくれはりました。
DUKE Tさんにスーパーバルブを作ってもらったのですが、一般的なダイナモで駆動させることを想定しているため6~9V交流仕様でした。この車は直流。使えない!!!!
何とか使えないか考える〜〜〜!!!!!
あとなんだ?
あ、車輪関係ね。。。。あまり目新しいものは無いけど、一応。
ハブはカンパレコード。リムはグランボアパピヨンタイヤはグランボアセール26Cエキストラレジェ。スポークはDT Swiss コンペ?レボリューション?です。
あと、細かいところは、プロデューサーに完全丸投げでしたが、なんとまあ、ガードのダルマネジは、全部グランボアになっとりました。親方有り難うございますうううう。
最後の最後に、問題点が一つ。。。。。めっちゃ大事な問題点。。。。。
フロントバックの高さが合わない!
ぱるるや、ケルビムはええポジションにすると、グランボアギルベルソーバックの大型の高さがぴったりなのですが、これはこれで奇跡に近いのですが、みるきーはキャリアがピタピタのパチンパチンに作られていて、ハンドルバーまでの距離が1センチほど長い!
これは、バックもオーダーで作ってもらわんとあかんのかなあ。。。。。。
もう貯金無くなったんですけど。。。。。。。
最後になりましたが、ちょっと感謝の意を。。。。。
10年前にイリベをオーダーするにあたって、「いろんな自転車見といた方がええからうち来なさい」とご自宅にお招き頂き、さらには今回この車を作るにあたって、貴重なパーツをたくさん提供して下さったUGの兄♭♭♭様、感謝感激雨あられでございます。
ピン球とジュビリーのFメカ未使用品を物々交換で提供下さったHuji様、あんなにあっさり手に入るとわ!有り難うございました。
詳しく書けませんけど、数本のメールでイリュージョンおこして下さった○○様、本当に本当に有り難うございました。
グランボアイリベ号の先輩、BLKさんにも細かいこと色々教えてもらいました。おおきにです。(ずっと、ご自分のイリベ号のパイプが何なのかご存じなかったことは内緒にしときますねw)
納車時に昼飯抜きで門真から駆けつけて下さったchara先輩、えべっぷりさん。有り難うございました。
でもって、無知な素人のような僕のわがままなオーダーを受け付けてくれはったアイズの親方様、完璧に組み上げてくれた大介店長。メッキ部分をビシッと磨き上げてくれたアルバイト君、どうも有り難う。
そして何より、イリベさん、ややこしい工作おおきにです~。
こうして書いていると、普通の生活だけしていたら、出来なかっただろうなあと思います。。。。改めて、周りの方々に感謝です。
一生大事に乗ります!
おわり