2011年 04月 12日
べろべろっしん

さ、きのうのつづきというか、本編をば。。。。。
暖かくなってきて、ロードで快走したくなる季節がやってきました。
この間、第1回べろべろいたりあーのが開催されましたが、僕はその日は行けなくて。。。。
さあ、第2回が開催されました。
第1回はBLKさんの「COLNYGOお披露目ライド」やったのですが、今回は「べろべろっしん」です。
70年代から80年代にかけての素敵な素敵なイタリアンロードレーサーの中でもどちらかと言えばマイナーなイメージのロッシンですが、コルナゴの職人としてエディーメルクスのマシンを担当していたと言われるマリオロッシン。クロモリの魔術師としてつとに有名です。
Rossinを起こした後、共同経営者と揉めてRossinから離脱、M.Rossinを起こすも「名前が紛らわしい」とRossinからクレームが付き、Ross' Art」になりました。かなり納得いかないものがあったろうに。。。
僕はカレラシールドが初ロードですが、これを買う際に本気で“Ross' Art”を考えていました。信貴山ののどか村で行われたロードバイク試乗会に行った時に試乗しましたが、持ったら当然重いのに走ると軽いのです。不思議な感覚でした。カタログまで送ってもらって考えましたが、シートステーをシートチューブのトップから10センチほど下につけるデザインが気に入らなくてやめたのです。代理店の方の話によると「バック三角の剛性をあげるのに非常に有効なもの」だそうです。
脱線してしもうた。。。。
ああ、「べろべろっしん」。
すなわちロッシンワンメイクです!!!
我が周りのロッシンの台数は5台。そのうち3台が集まりました。

9時半集合でしたが、3人が集まった時間は9時10分頃?だったでしょうか?
速攻で自転車談義が始まり、「ほな行きましょか?」という話になったのは10時頃?
要は1時間ほど自転車談義していたわけです。。。。
おもしろい!実に興味深い。。。。
この辺は後述しましょう。。。。いや、つっちーさんに丸投げした方が正確かも。。。
とりあえず、晴天の下、走り始めます。京北町の平地を上手くつないだコースで、距離はそんなにありませんけど、車も少なくて非常に気持ちよいです。ウィンドブレーカーも不要。下はレーパンにウォーマーという出で立ちで上もインナー+ウールジャージ+ウォーマーでいけました。
ウールジャージ。。。そう、僕はとうとうコスプレを手に入れることがで来たのです。UGの兄♭♭♭さんが買っておいてくれはりました。ウールジャージって大きいのです。兄様、ありがとうございます。

(アルカンシェル決まってる〜!)

(満開ではないですが、桜はとても綺麗でした)

(はじめましてのつっちーさん。恐るべきはその探求心でした)

(走り始めて10分くらいですか?すでににやけ始めてはります)

(車はほとんど来ないです。青空の下、社会復帰できるか心配しながら先へ進みます)
京北町に入って、綺麗な枝垂れ桜が目に入りました。だいぶん咲いてるよ!
ということでちょっと寄り道。

(せっせとロッシンを並べて。。。)

(自転車談義)


ここからすぐで魚ケ淵。
ここの枝垂れ桜は咲いてませんでした。残念!


(またもやロッシンを並べて。。。)

(自転車談義。(笑) )

みんなスーパーレコード仕様でしたが、それぞれに違ったものでしたね。。。
UGの兄♭♭♭号の強烈なチェンリングが印象的でした。

京北町でご飯にしました。(しまった!また写真撮ってない。。。)
食後のお茶をしにカモノセキャビンに行きました。
陽光の下、楽しいひとときです。。。

さあ、後は帰るだけ?下り基調の道を快走です。

(数少ない前方からのショット)

(陽がまぶしいぜ!)

(写真にしたらなんてこと無いのですが、影でもチェンは動くのです)
さあさあ、スピードはぐんぐん上がり、耳から変なもん出てきましたぁ~~。おそらくは高濃度のアホレナリンと思われ。。。
途中、自販機で休憩。


自転車談義!!!!
もうええわ!と思うでしょう?でも、次から次へとおもしろいことが発見されて、飽きないのです。。。。
詳しい研究報告はつっちーさんにお願いすることにして。。。
僕は事実関係のみを少しお伝えしましょう?

たとえば、3台は3台ともロッシンですが、ロゴマークは全部違います。
76年式UGの兄♭♭♭号は「R」の字は撥ねません。がしかしスキー用品メーカーのロシニョールのマークに似ているとかでこれまたクレーム。クレームつけられやすい人だわ。あ、でも、これが最初のクレームか。。。
それにしても、このマークはクレームついても仕方ないと思われ。。。。。
そこで、81年式つっちー号では「R」の字は撥ねます。
85(?)年式まえだ号は、「R」は撥ねますけど、それ以外の文字は自己主張もしっかりと太めだったのが微妙に細くなります。
フォークは部分も違います。
70年代のUGの兄♭♭♭号はフラット肩のクラウンですが、80年代の2台は撫で肩の一体型デザインに変わります。フォーク肩の刻印はその時その時で違いますね。
下ヘッドラグの刻印も微妙に違ったりしますね。
しかし、76年の初期型~87年後期型まで、一貫して、ヘッドラグのデザインは変わっていないようです。マリオロッシンのこだわりなのでしょうか?
でも、レコードはロングポイントになってますね。。。。なんにしても何か僕のQuadroだけ違う。。。。
次に、パントではない僕のはちょっと置いといて、パントパーツてんこ盛りの2台を比べてみると。。。。

シートピラーはどちらも地球マークのレコードに刻印ですけど、つっちー号とUGの兄♭♭♭号では色が左右で違ったりします。刻印は当時の字体でなされますが、周りの5角形は3重だったり2重だったり。。。
ステムは同じtttレコードですけど、塗り分けの色が違う。。。。なな謎じゃああ!!!

ブレーキレバーの肉抜きは、つっちー号は2カ所。UGの兄♭♭♭号は3カ所。
さあ、このあたりの秘密は非常に気になるのですが、ネットで調べてもなかなか載ってません。。。
つっちーさんよろしくお願いします(笑)
ああ、何か今日はほとんど登り坂がなかったなあと思っていたら、最後の最後にダムまで上らされてしまいました。
さあ、ダムの畔の桜をバックに記念写真です。

(やっとコスプレ出来ました。UGの兄♭♭♭様、ありがとうございました)
いざ、解散かと思ったその時、信じられない光景を目にしました。

自転車談義!
これが一番長くて、今日のロッシン考察のおさらいと、今後の計画と、鈴鹿8耐の布陣について。。。非常に内容の濃い話が日暮れまで続きましたとさ。。。
UGの兄♭♭♭様、つっちー様、楽しいひとときをどうもありがとうございました。
今度はすべてのロッシンが勢揃いすることを夢見ています。
79様、えべっぷり様、その節はよろしくお願いします。

おわり

こんにちは。
なんというすばらしい光景でしょうか。
私も行きたかった・・・。
それぞれ皆さんのROSSINは、
R・まえだ号はフレームでっかいし迫力満点ですね。
R・つっちー号は私のと殆ど一緒ですが、ヘッドアングルが微妙に寝ている気がしますが。
R・兄号はしぶすぎます。
それと、つっちー先輩に語らせたらもう止まりません。
今度79さんもお誘いして、是非またお付き合いのほどを。

つっちーさんのお話楽しかったですよ。古いツールの話とか。。。。
ヘッドアングル寝るのは、サイズの問題ではないのでしょうか?
よくわかりませんが。。。
今度はぜひ、79さんも一緒に5台で。。。。。
そうそう、KCRにチームロッシンが結成されました。よろしくお願いします。

けど、家帰って思いましたよ。
“ん?これウールやん?普通に洗濯機入れたらあかんのとちゃう?”
ということで、女房に、優しく手洗いしてもらうようお願いしましたとさ。。。。。また借り作っちまったぜ!

今回は、参加できなくてすみません。
でも、気になっていたコスプレがばっちり決まっています!
でもウールウエアーは、縮みやすいのでやさしく洗ってくださいね。
時期が合えばまたぜひお願いします。

こんなポリシーのないブログへようこそ。
日曜日は日程が合わなくて残念でございました。
でも、ロッシンが5台揃って走ってしまった日にゃあ、僕は興奮して悶絶しそうです。
今度こそEVEREST espritさんも交えて5台で。。。。
考えただけで心拍があがりそうです。

コメントが遅くなり申し分け有りません。
こんなワンメイクのランは初めてで、コースも天気も最高で良いサイクリングでした。私の写真を多く撮っていただき感謝しております。
ところで以下のサイトの車を見て下さい。77年製の車です。
http://blogs.yahoo.co.jp/lorenzodimagnifico/9684290.html
このサイトの方々もロッシンユーザー会をしたいようですね。
1年違いですがUG♭♭♭兄さんの車とはフレームの工作がかなり違っています。フォーククラウンの形、後ブレーキワイヤーの止め方。下ヘッドラグのマーク等。
更にUG♭♭♭兄さんの車は5段フリーです。おそらく日本最古の車かも知れません。創業当時('74年)で、ロシニョールからロゴマークを訴えられる前の貴重なものではないでしょうか。チェーンリングもしかしたらオリジナルかも。
僕もですけど、仕事前に、コメントの嵐ですね。
本当ですね。ロシニョールマークのものはなかなか見かけません。UGの兄♭♭♭号とこのページの自転車しか見たことがないです。
チェンリングですが、僕はこれをどこかで見たことがあるんです。確信はないですが、サイスポ増刊か何かでエディーメルクスに着いていたと思うんです。アワーレコードの時でしょうかね?リアメカのケージ部分や、ブレーキアーチにまで徹底的に穴開けがなされていた車です。家帰ったら探してみます。
それと、BLKさんのコルニャゴはやっぱり間違いなくロッシン製ですわ。ヘッドラグもクラウンもUGの兄♭♭♭号と同じです。
ん?となると、このラグ形状は一体??
コルナゴブランドに着いていると言うことは完全にロッシンオリジナルというわけでもなさそうです。。。
謎が謎を呼ぶロッシン!おもしろいです!

アベレージスピードが結構早くて、前方に回り込んで、構えて、撮って、後を追いかけるなんてことはなかなか難しかったのです。なので、走ってる写真はコンデジで。。。。止まってる写真はじっくり一眼で。。。。ということになりました。
