人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北山蛭喰らいむツアー 2011

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_2381287.jpg


毎年恒例の、盆休み北山蛭喰ライムツアーに行きました。


いつものように車を停めて、アスファルトを登って、林道を上っていきます。。。。。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23562632.jpg

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23562376.jpg


おおお!!!こんなところに消防車が数台!ゲートの鎖はしっかりしまっていたぞい!。。。。。(写真無し。。。)
一体こんなところで何をやっているんだ?かなり怪しい。。。。


消防士さんに
「おはようございます。何かあったんですか?」と聞くと、
「いえ、何も。」
何もなかったら、消防車こないにいらんわい!
もうちょっと上手い嘘をやね。。。。

はは?ん、これか!http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201108150051.html


今年は川へ下りていく小道が倒木でふさがれていて、通れない。。。
仕方なしに斜面を一気に滑り落ちるようにずり落ちますけど、そんなもん自転車持っててなかなか上手いことできませんで、シューズは泥だらけになってしまいました。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23562811.jpg

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_2356306.jpg




川を渡って、いよいよヒルの巣窟です。
リピーターが多いこのツアー、みんな何かしらの殺虫剤を持ってきてます。
川の左岸には、様々な殺虫剤のにおいが充満してかなり危険な香りです。
僕は今回、モンベルに売っていた「ヒル下がりのジョニー」を持って行きました。
超強力ヒル撲滅スプレーです。取説を見ると、「素肌に着かないように!」と厳重に書いてあります。
「こいつはやる!絶対ええ仕事する!」
靴にシュシュッと。。。。おお!???泡かいな。。。。


何しか、ヒルの巣窟に踏み込んでいきます。
いや?楽しみやなあ。。。。今年は何人やられるんやろう???
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23563285.jpg



杉の葉の間からウニョウニョと出てきよるヒル。。。。今年は全然おらんやないの?
じっとしているとどこからともなく靴に取り付き、這い上がってくるやつらなのに。。。。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23563411.jpg




途中沢渡るところで、まあまあ長めのやつ発見しましたが、疲れることなくクリア、舗装路に抜け出てから恒例になったヒルチェックも、被害者無し。。。。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23563665.jpg



おもしろくもない!



今年はtsukaさんが初参加やったので、とてもとても期待していたのですがね。。。。。

大見を過ぎて尾越へ向かいます。最初はゆるゆるの勾配で林間の舗装路。とても気もちいのですが、勾配は突然暴力的になります。直登です。ん?NariさんやU-Ritchey!さんは当然としても、今年はmorowさんが行きはります。morowさんは最近腹筋1日300回してはって、体重も8キロほど落としてはるという噂です。そら登り楽でしょうに!しかもこのクソ暑いのに500mlのボトル1本しか持たんと、小さなウエストバック一個。
北山は涼しいけど、なんぼなんでも身軽すぎるわ!
僕はと言えば、体重は減って、夜練効果で足もよう回るようになってますけど、背中にかなり重たい荷物背たろうてますのでしんどいです。22*26~28位を使ってヒイヒイします。春に来た時よかギア1枚重いのを踏めてるからよしとしようっと。と思いましたが、morowさん速いやん!何とか追いつきましたけど、ちぎられたらどうしようと本気で焦りました。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23564065.jpg




尾越まで下って、林道をさらに上っていきます。いつもなら、ヨレヨレとスピードダウンするんですけど、今回は足も回りますので、そのまま走っていきました。
右の視界にちらちらとスペシャのフォークが。。。。Nariさんです。
Nariさんも最近異様に絞ってはって、ガチ勝負では多分勝てません。でもここはやっぱり前に行かれるのは悔しいので、僕もペースアップ。ゼエハアいいながら二の谷ゲート着。

ご飯だご飯だ!
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_2356426.jpg



僕は今回モンベルのレトルト持って行ってました。お湯を注ぐだけの簡単レシピ!
カルボナーラと牛飯。水は600ccのペットボトルでオッケ。あとはお湯湧かすクッカーとバーナーですわ。
荷物多い!!。。。。
味は。。。。まあまあ食べれる。。。。

(写真無し)




食後は、走り出してすぐに路肩決壊ポイント!
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23583378.jpg

撮影tsukaさん



今回は、八丁平に行くのに、春に来たときと同様、フヂ谷峠の方に行こうと決めてました。例年行ってたフノ坂に比べて、フヂ谷峠の方は標高差も少ないし、頂上は日陰だし、いいのですけ。
フヂ谷方面に曲がった瞬間、道がない。。。。。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23564567.jpg



幸い谷に降りれて、迂回できましたけど、まあ綺麗になくなってますこと。

フヂ谷への道は、徐々に勾配がきつくなっていく感じで梁感じなのですが、春に来たときより急勾配区間が長く感じました。カーブを曲がっても曲がっても15%位の勾配が延々と。。。。なんぼ22*32の最強ギアでもしんどいわ!でもピーク直前は勾配が緩くなってくれますので、心地よいです。
「急勾配区間もありますけど、ちょっとです。」とか言ってたのに、久しぶりに嘘ついてしまいました。皆さん、ごめんなさい。

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23564728.jpg

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23565923.jpg

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23565030.jpg




さあ、グリーンな道を進んでいくといよいよ八丁平です。




北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23572943.jpg

北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_2357328.jpg

自転車は押していきます。
しかし、この六尺道のあたりだけ、緑が少ないように感じますね。
気をつけていても自然破壊みたいなことになっているのでしょうか?
色々と考えながら進みました。




オグロ坂の祠が新しくなっとりました。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23573877.jpg


北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23574525.jpg

祠の中の峠ノートもちゃんと移設してくれています。ありがとうございます。
このノートは、UGの兄♭♭♭さんと朽木起点で桧峠?水坂峠?根来坂?久多?オグロ坂?大見?平林道?朽木という100キロオーバー&登山道2個越えという、今なら躊躇するようなツーリングに行った時に置いてきた物ですからね。。。。根来坂にもあるけど、あっちは見に行ってないなあ。。。。近いうちに見に行きたい気もします。
誰か付きおうて。。。。




さて、オグロ坂はブトの宝庫です。奴ら油断したら咬んできますから、僕は腕と足はウォーマーで保護していました。Nariさんにたかるブトの量は半端なく、記念写真撮って早々に下ることにしました。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23575367.jpg




僕はしんがりを行きます。ケニーさんとU-Ritchey!さんとnishiuraさんは、ほんとにあっという間に見えなくなってしまいました。オグロ坂初体験のtsukaさんのバイクは29inchですからクイックターンしんどいでしょうに!
登り坂はめちゃくちゃに強かったmorowさんですが下りはどうでしょ?
おお!お!腰が完全に引けてますやん?ああ、こら、コントロールしてるという状況ではないな。。。。
北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_2358187.jpg

morowさんの駆るスカルペルはtanda君のです。XTRでフル武装しているカーボンレーサー。車重は10キロ台とか言うてたけど。。。。ブレーキが効き過ぎるそうで、morowさんの手にかかると、もてあまし気味?何ちゅう贅沢な。。。
Nariさんがmorowさんを抜いていきはります。


僕は一応、morowさんのフォロー。。。。

いや?笑わせてもらいました。ここでは書きませんけど、それはそれはおもしろかった。



北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23581438.jpg

林道に出てほっと一息です。

がしか?し、その「ほっ」とした瞬間を待っていたかの様なヒルの最後の攻撃が!

tsukaさんの右の肩口でうごめくやつが!
でかい!でかいぞ!
これは写真に撮らねば!
「tsukaさん、ちょっと待ってちょっと待って。写真撮るから。。。」
「あ?っ!あ?っ!!」
と指で弾こうとするtsukaさん!
いつもは超冷静なのにプチパニックです。
周りから、「あ!こっち向けて弾くなよ!」
何って怒号が飛び交う中、tsukaさんの利き手ではない左手の指は虚しく空を切り、ヒルはなかなか弾かれないのでした。
まあ、無事に吸い付かれる前にはじき飛ばせたのですけど、やっぱり初参加の人は2?3カ所は血流してもらわないと。。。「ヒル喰らいむツアー」なんだから。。。。
しかし、去年もここら辺でenyokkiが靴に2匹ほど着けていた気がします。ということは、オグロ坂を下ってるうちについて来るんか?それとも、ここで休憩しているうちに這い上がって来るんか?



林道はさらに下りますが、途中、土石流多発地点で、道がなくなっていて、さらに激流が流れていたりなんかしたら、来た道を一生懸命引き返さねばなりません。僕はそれだけが不安でしたが、何や下からトレールランの人が上がってきて、道はあるらしいので、ほっとしました。

しばらくしゃべってるとそのトレールランの人が。。。。
「道がわかんない」と。。。。

聞けば、小浜から根来坂を越えてきはったたようで、いわゆる鯖街道マラソンのコースを出町柳まで行かれるようです。ここからオグロ坂に入るのをミスして、真っ直ぐ行っちゃったようで、ええ?ここで道間違うか?
オグロ坂越えたら、ようけ分岐あるぞお。。。「花脊」と書かれた看板も多いぞお。。。
何も考えずにそのまま真っ直ぐ大見まで行って、林道の分岐間違わんと右に行けたら杉の峠を越えて花脊に至りますけど、大丈夫かいな。。。。


さ、我々も下り始めます。
おわ!いきなりの倒木。。。。
枝葉の立派な木やんかいさ!
なんとかかんとか自転車でくぐりますけど、葉っぱの裏にヒル居りまくりやったら嫌やなあ。。。。。



さらに下ります。
何でもないような沢から溢れたと思われる土砂に、コントロールを乱され、押します。
そんなことが何カ所か。。。
実際やばいと思ってた沢は、とても綺麗に補修されていて、びくともしなかったようです。
こんな誰も通らないような行き止まりの林道なのに、ちゃんと補修してるなんて。。。。


さ、アスファルトに出たら、朝練モードでガシガシです。例年、途中の自動販売機で一回停まりますけど、駐車場まではすぐでした。



北山蛭喰らいむツアー 2011_c0107075_23582249.jpg





来年も行くんかなあ。。。。





おわり。。。。
by tamz_ortho | 2011-08-21 00:04 | scalpel