2009年 07月 27日 ( 1 )

夏のエッセイ〜Part 1〜

胡麻駅への思い。

山陰本線に乗って、亀岡を過ぎ園部を過ぎたあたり、胡麻駅という駅があります。
読み方は“ごま”です。

さて、今から遡ること30年あまり、当時宇治市在住だった僕は片道2時間弱の時間をかけて中学へ通っていました。京都駅で方々からの友人と待ち合わせをして、一緒に東海道本線に乗り換えていったものです。
そんな友人の中に亀岡から通学しているT君がいました。亀岡といえば、今でこそ、京都のベッドタウンですっかり開けたところですが、当時は単なる田舎です。山陰本線も本線なんて名ばかりで、旧客も旧客、青や茶色のオハ35やスハフ42なんかが長~い編成を組んでDD51に引かれておりました。京都駅の山陰本線ホームには機回し線もちゃんとあって、ヨダレもんの光景が日常茶飯事で繰り広げられていました。
がしかし、運転される列車の本数はというと、ネットダイヤを組まれている今からはあり得ない少なさで、2~3時間に1本という時間帯もあったりして、当然T君は東海道本線の電車に乗るにしても、“これに乗り遅れたら4時まで待たんとあかんねん!”と乗り遅れないように駅までの道を走る彼はさすがに異様に早かったのです。乗り遅れたりなんかした日にゃあT君は誰も来ない山陰線ホームや今は無き団体待合室なんかでぼーっと列車を待っていよりました。まあ僕らも友達ですから、暇な時は一緒になってT君の乗る列車を待ったりして時間つぶしにもつきあいました。旧客の中は電車や気動車にありがちなコンプレッサーの音や、アイドリングの音なんてものは全くなく、冬場はスチーム暖房の配管が時々“キンキン”と鳴るだけで、それ以外の音はありません。夏は夏でむんむんの車内では扇風機がぶ~んと回っているだけ。全開にされた窓からの風が気持ちよかったです。今は発車の数分~10数分前にしか入線してこなかったりしますけど、昔は、3時間くらい平気でホームに停まってましたからねえ。。。。惰眠をむさぼるには最高でした。
う~ん、かなり話が脱線してしまった。。。。惰眠の話はどうでもいいのでした。
さて、山陰本線の列車の行き先にもいろいろあります。(当たり前か。。。)今、ちらっと京都駅の時刻表をググってみましたが、普通列車は全部亀岡行きか園部行きになってしまってました。。。当時は亀岡なんて近所へ行くのはなかったと思います。園部行きに福知山行き。豊岡なんてものもあったような気がします。夜中には出雲市行きの普通列車“山陰”なんてのもありました。そんな中で、異色のというと失礼かもしれませんが、“胡麻行”ちゅうのがありました。たまたまT君の乗る列車の行き先が胡麻行きだと、何故かT君大笑い。
“胡麻行きや胡麻行きや!”
何がそんなにうれしいのか、語呂がおもしろいのか、とても嬉しそうでした。
地図で見ると、胡麻駅は園部のまだその先の山の中でした。列車の行き先はそれなりにとかいというか、人のたくさん住んでいるところというイメージはぶっ飛んでしまいます。何で?何で胡麻行きなん?何でもうちょっと頑張って綾部まで行かへんの?と小さいながらにメチャクチャに疑問でした。

そうこうしているうちに、山陰本線の車両は旧客から最新鋭の50系客車に置き換えられていき、小回りの効く近郊型ディーゼルがそのテリトリーを拡大しつつ、トンネルやカーブの多かった保津峡付近の線形は修正され、同時に園部までの電化が完成してしまうという遍歴をたどっていった山陰本線。そして、僕の通学経路は阪急線経由に代わってしまい、当然交友関係も代わっていき、T君とも疎遠になっていきました。彼は今どうしてるんだろう?
T君へのノスタルジックな想いと共にこみ上げてくる胡麻駅への憧れ!!(?)


見てみたいぞ~~~!!!!行ったことのない胡麻駅を!




ぐぐぐぐおおおおおおおおおお~~~~~~~~~~(意味不明)




つづく。。。。。
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by tamz_ortho | 2009-07-27 09:14 | | Comments(2)